2009/11/7 『レ・ミゼラブル』@帝劇 マチネ 1F S席P列

バルジャン:別所哲也
ジャベール:岡幸二郎
エポニーヌ:笹本玲奈
ファンティーヌ:山崎直子
コゼット:菊地美香
マリウス:泉見洋平
テナルディエ:安崎求
マダム・テナルディエ:田中利花
アンジョルラス:原田優一

ようやくたどり着きました別所バルジャン。
どちらかというと避けていたというか、「絶対観たい」という気持ちにならなかったと言った方がいいのかな・・・そして後悔。
別所バルジャン良かった~~~(T_T)。
2003年版CDの歌と比べると、かなり上達されて進化してました・・・良い意味で裏切られました。
今年の帝劇は、全バルジャン観ましたけど、囚人時代は別所バルジャンが一番激しく荒々しく演じてますね。
中盤、終盤、エピローグと、それぞれの場面でバルジャンのそれまで背負ってきた人生が感じられるのがいいです。
♪対決♪も、緊張感と迫力があって岡ジャベールとも互角のいい対決でしたわ~。
岡ジャベールといえば、ファンティーヌ逮捕の場面でセンターから颯爽と登場するやいなや、いきなり娼婦の腕をぐわっとつかんで♪話を聞こうか~誰がどうしたか~と冷徹に振舞うところが、めちゃくちゃカッコ良いな~~完全に、私、あの娼婦になりたい目線で観てますから(←こらっ、ニヤけるな~)。
岡ジャベールは、娼婦の腕を掴むのも、バリケードで銃取るのも、ほんと素早い!
あの風貌で岡ジャベールがまったりしてたら、そりゃ不自然だもんな~。
禅ジャベールは、泥臭く市民とつながりがありつつも、怖がられている刑事に見えたけど、岡ジャベールは誰もよりつかないね、孤独で友達いない感じだ。
バルジャンがリトルコゼットを引き取ってドレスに着替えさせた後、抱っこしてぐるぐる~するところ、祐一郎バルジャンは高速ぐるぐる~でコゼットを回しますけど(完全にコゼット飛んでます)、別所バルジャンはスウィングでぐわんぐわんって感じで回してました~回った後、「おじちゃん目回っちゃったな~」っていう感じの演技(半分リアルかもですが^^)をチラリとしてたのが微笑ましい。
岡ジャベールの♪スターズ♪は、♪刑事たちだ~~から一気に表情が厳しくなって、刑事として生きる道、ジャベールにはそれしかないという決意がすごく感じられて、命を賭けて「バルジャンを鉄格子にぶちこむ」と、星(神)に誓うジャベールは、100%できると信じて、またその自信もあることが歌声から感じられる。
岡ジャベールの自信にあふれた素晴らしい♪スターズ♪、だからこそ♪ジャベールの自殺♪で、一人の刑事の最後が、より悲しさが際立ちますね。
前日のバリケードで印象に残っていたのが、エポニーヌが死んだ後、松原アンジョルラスがマリウスをしっかり抱きしめて慰めていたところ・・・後ろ姿で確認できなかったけど、さぞかし藤岡マリウスが泣きべそな(T_T)顔だったんだろうな。
今回も同じシーンに注目してみました。
泉見マリウスはアンジョルラスは眼中にない感じで、一人で頭抱えて座りこんでました。
その横で原田アンジョルラスが、マリウスの肩に手を置いた後背中を優しくなでる仕草・・・私が悪いんです、原田アンジョルラスは悪くないんです、そう観ちゃう私が悪いんです・・・スミマセン、謝っときます、でも~どう観ても「先輩、吐き気はおさまりましたかあ?」にしか観えない(>_<)。
泉見マリウス・原田アンジョルラス・伊藤グランテール、この3人だと、どう見たってアンジョルラスより泉見マリウスの方が経験豊かで人生知ってそうだし、伊藤グランテールなんて、「俺の息子、アンジョルラスです。」って言われても違和感ない感じですよね?
グランテールがアンジョルラスを追いかけるようにバリケードに駆け上がって、酒瓶を投げてバンダナを振り回しながら最後を迎えるところはすごくカッコいいんだけど、原田アンジョルラスに憧れている姿ではなく、どうも保護者的に観えてしまうんですよね~~岡アンジョルラスくらいが相手ならしっくりくるんだろうか。
『レ・ミ』を初めて観る人には、この3人はどういう風に観えるんでしょう?
別所バルジャンは、♪君は自由だ・・・と言って繋がれていたロープを切ってジャベールを逃がそうとするとき、岡ジャベールの首に残ったままのロープを優しく取り除いてあげるのですね。
あのロープが残ったままのときは、上手にはける直前にピシッと自ら岡ジャベールがロープを振りほどくアクションを入れるのだけれど、あそこでバルジャンがロープを取ってあげるのは「行かせてあげるよ」という感じがストレートに伝わって、ジャベールにとってすごく痛手です、精神的に。
ジャベールが去った後も、別所バルジャンはそのロープを掴んだままずっと見つめていて・・・ここの演技は深いですね。
♪バルジャンの告白♪、マリウスの♪そうします、コゼットのため~の「そうします」がとても男らしくて頼もしい感じだった。
それに呼応するかのように、そのあとの別所バルジャンが「この男なら任せられる」って安心したような表情で泉見マリウスへコゼットを託したのが、自然で説得力があったな~。
♪エピローグ♪、別所バルジャンが火を灯す前に燭台をいとおしそうに頬へ持っていくのがいいですよね。
♪お前は、愛した母が 預けた子だ 私は父じゃない・・・で慟哭する別所バルジャン。
も~~それ、反則だよ~~そこでバルジャンが泣くの反則だよ~~~。
別所バルジャンは、ファンテーヌから託された娘ではあるけれど、コゼットを自分の娘として心から愛して、「私は父じゃない」と告白することが辛くてたまらない、どれだけこの人はコゼットを愛して育てて来たんだ~~と感じられる慟哭だったんです。
だから~~それ以降号泣の私です(T_T)。
も~感動しちゃいました。
学生達が現れてからは、こちらも晴れやかな気持ちで観ていることが多いのですが、この日はずっと感動が続いて涙が溢れてきました。
別所バルジャン、ありがとう~~です。

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